ライトビールvsダークビール

日本で一般的に飲んでいるビールは、実はいろいろな種類のあるうちのほんの一部だということをご存じですか。今回はその違いについて徹底比較しようと思います。まず発酵方法には大きく3種類の方法があって、1つ目は自然酵母を用いた方法で最近ではあまり利用されていません。2つ目と3つ目は人の手で開発された酵母を用いた方法で現在はこれが主流です。開発された酵母のうち上面で発酵するものを「エール」と言いこれが2つ目、下面で発酵するものを「ドラフト」と呼び3つ目に分けられます。この2つの大きな違いは、いわゆる飲みごたえです。のど越しが良くすっきり爽快なラガーに比べて、濃厚な味わいと芳醇な香りを楽しめるのがエールです。

 

日本では夏の暑い気候にマッチしたドラフトが人気となりました。ドラフトのうち作られるもののうち淡色の麦芽とノーブルホップ、そして軟水というビール成分で作られたものがスピルナーというものでこれが日本のビールの原型と言われています。ラガーの中でも特にすっきりとした後味と苦みがあるのが特徴で暑い夏にキューっといくとたまりませんよね。次にライトとダークの違いについて紹介します。この違いは麦芽の焙煎度が大きく影響しています。麦芽の焙煎度の低いスピルナーのような種類は香りが弱めですっきりした味わいそのものを楽しめる一方で、十分に焙煎するシュバルツのようなビールはすっきりした味わいにチョコレートやコーヒーのような香ばしさが加わります。

 

つまり味わいでスッキリ派が好みなら、下面発酵のラガーの中から選ぶと自分の好きな味が見つかります。一方で麦本来の濃厚な味わいを楽しみたいようなら上面発酵のエールから種類を選んでいきましょう。そして香りのうち、麦やホップの本来の香りを楽しみたいのであれば焙煎度の低いものを選んでみると良いと思います。焙煎されたときのナッツやチョコレートのような香りを楽しみたいようであれば、焙煎度の高いダークビール系を選んでいくと自分の最も好みにあるものを選ぶことができますよ。このほかにも麦やホップの選び方、軟水か硬水かというだけでも様々な種類を楽しむことができます。

 

魚介に合うものや、肉料理に合うものなども選ぶものによって様々に変化するのが奥深さであり面白さでもあります。夏といえばビール、すっきりしたのど越しが当たり前という固定観念にとらわれず色々試してみることで日々の生活の楽しみがより広がりますよ。

Beer Do!! 名前の由来

サイト名の「Beer Do!!」には以下の想いを込めています。

・ビールしようぜ!!
・ビール道
・リビドー ※本能のエネルギーという意味で
・勢い

評価の仕組み

<評価の流れ>

Beer Do!!では以下の手順でビールを登録していきます。

手順1. 運営メンバー5名による評価会を行なう
手順2. スタッフがデータ登録を行なう
手順3. 一般公開(皆さんの投稿をお待ちしています)

単なる商品データベースサイトではないので、運営メンバーが飲んでもいないビールは掲載致しません。

<得点の仕組みと、評価基準ビール>

次に、その評価についてです。
評価は1人につき10点満点を持ち点とし、0.5点刻みで得点をつけます。この得点については各自であらかじめ 評価基準軸となるビールを決めています。
具体的には、普段自分がよく飲んでいるビールを中間の5点とし、それより上か下か、 普段飲めるか飲めないかといった基準で判断を行ないます。ですので、個人ごとに感じ方は違いますし、得点にも差が生まれます。皆さんとの印象も違うかと思います。
好みの近い評価者を見つけて頂き、参考にして頂くと良いでしょう。

また、評価得点に応じて、ハンコマークを5種類押させてもらっています。
7.6点~10.0点
5.1点~7.5点
3.1点~5.0点
1.6点~3.0点
0点~1.5点

評価方法は、厳密なものではありませんが、基本的に全てのビールについて同一条件になるように調整をしています。 また、1度の評価で飲む量は1商品につき約150ml程度です。評価の間にミネラルウォーターを飲み、口内のリセットを行なっています。

運営メンバーの嗜好性については、こちらを参照下さい。

<評価平均点>

最初に掲載された段階では、運営メンバー5名の得点が平均となります。
皆様からの投稿も、もちろん加算されていきますので平均点が変動していきます。

言葉の定義

Beer Do!!で表現される"ビール"とは、ビール風のアルコール飲料(泡のある黄色いアルコール飲料)を全て指すことにしています。 厳密には全く違うものも含まれますが、ご了承のうえお楽しみ下さい。