トップ5: ドイツのビール

ドイツのビールの特徴は、古くから伝えられている製法にあります。ドイツではビール純粋令と言わる規則があり、ビールを造る原料には大麦と水、ホップだけが材料として使うことを許可されています。そのためドイツのビールは北と南の地域の酒造法によって異なり、味わいもかなり違いがあります。北の地域ではエールと呼ばれるビールが主流で、発酵もろみを作るときに上面に浮き上がってくる上面発酵酵母を使用しているので短時間で発酵が進み、香りが豊かで味わい深いビールができます。南の地域ではラガーと呼ばれるビールが主流で、発酵もろみを作るときに下面に沈む下面発酵酵母を使用して10℃程の低温でゆっくり発酵させるため、程よい苦みと麦芽の旨味が両方楽しめるバランスのよいビールが出来上がります。

またドイツで造られるビールは、色によっても味に違いがあります。色には白ビールのヴァイスと黒ビールのシュバルツの主に2種類に分けられ、白ビールは製造の際に麦芽を大量に使うので泡立ちがよく、口当たりのよいビールができます。黒ビールには淡色麦芽と濃色麦芽を使用しますが、濃色麦芽は通常より高温で長時間の焙煎と乾燥作業を行うため、使用すると色が濃いビールになります。

酒造と使う材料によって、出来上がるビールには酸味があったり果物のような芳香やコーヒーにょうな苦さがあるなど数多く種類があります。その中でよく飲まれるビールとして挙げられるのがヴァイスビアです。ドイツに古くから伝わるビールで、ホップが少なめに使用されているので苦味が少なく飲みやすいことが特徴です。またヴェルテンブルガーは柑橘系のようなホップの香りと、引きしまりのある苦味があります。加えてヘフェはドイツの南地域で作られる白ビールで、酵母を濾過しないでそのまま使用しているため、出来上がりは白く濁っています。ヘフェはバナナやバニラを思わせるような香りを持ち、ホップの苦みが少ないので飲みやすい出来上がりのビールです。

さらにピルスナーは「ピルスナーウルケル」を発祥にしてできた、世界で最も流通しているラガービールです。日本国内のほとんどのビールがピルスナーになります。さわやかな飲み心地とホップの苦みがとても感じられることが特徴です。またホフブロイは世界最大のビアホール「ホフブロイハウス」を直営している州立ホフブロイハウス醸造会社で、その俗称になります。ここで作られるビールは麦芽の濃厚な旨味が活かされていて、長期間で熟成されているために何杯でも飲み続けたくなるような飲み心地がすることが特徴になります。

Beer Do!! 名前の由来

サイト名の「Beer Do!!」には以下の想いを込めています。

・ビールしようぜ!!
・ビール道
・リビドー ※本能のエネルギーという意味で
・勢い

評価の仕組み

<評価の流れ>

Beer Do!!では以下の手順でビールを登録していきます。

手順1. 運営メンバー5名による評価会を行なう
手順2. スタッフがデータ登録を行なう
手順3. 一般公開(皆さんの投稿をお待ちしています)

単なる商品データベースサイトではないので、運営メンバーが飲んでもいないビールは掲載致しません。

<得点の仕組みと、評価基準ビール>

次に、その評価についてです。
評価は1人につき10点満点を持ち点とし、0.5点刻みで得点をつけます。この得点については各自であらかじめ 評価基準軸となるビールを決めています。
具体的には、普段自分がよく飲んでいるビールを中間の5点とし、それより上か下か、 普段飲めるか飲めないかといった基準で判断を行ないます。ですので、個人ごとに感じ方は違いますし、得点にも差が生まれます。皆さんとの印象も違うかと思います。
好みの近い評価者を見つけて頂き、参考にして頂くと良いでしょう。

また、評価得点に応じて、ハンコマークを5種類押させてもらっています。
7.6点~10.0点
5.1点~7.5点
3.1点~5.0点
1.6点~3.0点
0点~1.5点

評価方法は、厳密なものではありませんが、基本的に全てのビールについて同一条件になるように調整をしています。 また、1度の評価で飲む量は1商品につき約150ml程度です。評価の間にミネラルウォーターを飲み、口内のリセットを行なっています。

運営メンバーの嗜好性については、こちらを参照下さい。

<評価平均点>

最初に掲載された段階では、運営メンバー5名の得点が平均となります。
皆様からの投稿も、もちろん加算されていきますので平均点が変動していきます。

言葉の定義

Beer Do!!で表現される"ビール"とは、ビール風のアルコール飲料(泡のある黄色いアルコール飲料)を全て指すことにしています。 厳密には全く違うものも含まれますが、ご了承のうえお楽しみ下さい。